令和６年度の町内会活動にあたり

上小泉町内会会長　毛利 功

　住民の皆さん並びに町内で営業しておられる事業者の皆さんには、日頃より町内会の運営に対し多大なご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。

　お正月元日の団欒を襲った能登半島地震は、これまでの私共の経験を遙かに超えたものでした。地震直後に避難所として開設した新公民館には数家族が身を寄せ、翌朝まで過ごされた方々もありました。『富山は地震のないところ』という思い込みはあっさり崩され、災害は突然襲ってくるものであり、危機管理はとても重要なのだと再認識させられました。
さて、昨年度は４月に念願だった新公民館も落成し、コロナ感染症も５類に移行したことから町内活動も徐々に復活し、これからが正念場と思っていた矢先の地震でした。７８０世帯を抱える町内には、高齢化や役員のなり手不足などいろんな課題も抱える中で、本年は特に子供たちや若者世代を意識したコミュニティづくり、新公民館の利活用促進などを掲げスタートして、この３ヶ月は班長各位に協力を得ながら概ね運営出来ているものと考えています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　町内会執行部は、『みんなが安心して暮らせる住みよいまちづくり』に心がけ、住民や事業者の皆さんからのいろんな要望にも真摯に向き合って、時流に即した合理化も進めながら今後も取り組んで参ります。
　暮らしやすい環境は同じ町内に住む者同士の理解と協力によるものです。皆さんからのいろんなご意見をお聞かせいただければ幸いです。
　また、ホームページの運用は４年目を迎えて順調なフォロアー数の増加から、生活に必要な情報をタイムリーに発信出来ているものと考えています。このたび、ホームページ上に町内で営業しておられる事業所のご紹介もさせていただきましたので、是非ご覧ください。

最後に、今回の地震で被災された方々が一日も早く元の生活に戻れるよう、心から願っています。

町内会スローガン
　『かみこいずみ あなたの協力 増す笑顔』