町内会の運営・加入にあたり気になる事…
お寄せいただくよくあるご質問をまとめました。
町内会組織の理解のご参考にして頂ければ幸いです。

なぜお祭りやいろんな行事をするの?

地域でなければ子どもたちに体験させてあげられないからです。

地域でなければ子どもたちに体験させてあげられないからです。
親は子どものためにお誕生会をしたり、入学や卒業を祝うことができます。けれど、
風に乗って聞こえてくる祭囃子や、楽し気に並ぶ出店、浴衣姿の友だちとの出会いと
いった情景は、親や家族の力だけでは与えてやれません。
お祭りや行事を行うには、地域のみなさんの人手と労力がいります。
しかしそれが、この地域で育った子どもの思い出となっていつの日にか報われる日が来るのです。

プライバシーを守りたい。ご近所に干渉されたくない。

ご近所を警戒するのは、「知らない人」だからではありませんか?

誰でも「知らない人」には警戒心を抱くものですが、自分の住む地域ではできるだけくつろいで過ごしたいですね。
町内会加入は「知らない人」を「知り合い」に変えるチャンスです。
「知り合い」が増えると、警戒心は安心へと変わります。

住民も同じことを思っています

「プライバシーを守りたい。私的なことに干渉されたくない。」と思うのは誰でも同じです。
「自分のプライバシーを守りたいから人のプライバシーを尊重する」ことが、気持ちのいいお付き合いを長続きさせるコツかもしれません。

高齢で一人暮らしだし、生活や健康にも不安があります

人とかかわりがある人ほど、健康寿命が長いことをご存じですか?

いきいきサロンや趣味のサークル・立ち話など、人付き合いを楽しむ人は病気になりにくいことが知られています。
適度な近所づきあいは孤独がもたらす不安を遠ざけ、あなたの心身の健康に役立つ可能性があります。
町内では、福寿会(高齢者の集い)が定期的にサロンを開催し、魅力あるイベントや健康体操、映画鑑賞など活発に活動しています。

災害時には行政が何とかしてくれるはず!町内防災に意味はあるの?

大災害の時は消防車や救急車は駆けつけられません

平時でさえ1件の火災い消防車は救急車が複数出動するのですから、大きな災害が起きた時にはとても間に合いません。
また、一人の負傷者を運び出すのに6人の力が必要だと言われています。
大災害の時の事実上の命綱は、身近な人どうしの支え合いなのです。

いざというときお子さんや家族が近くにいるとは限りません

災害時の混乱や不安の最中では、「知っている人」の存在は大きな安らぎです。
日頃のささやかなご近所付き合いは、いざというときのお守り。

班長や宮委員などやりたくない。なぜやらなくてはいけないの?

コストをかけずに住みよい町内をつくるためです

安全で住みやすい町内はただでは手に入りません。
住民がボランティアとなり交代で地域の世話を続けることで、高いコストを支払わずに住みよい町内を作っているのです。

当番制だから、一人あたりの負担を軽くできるのです

役員が回ってくると、忙しくなったり気苦労することも当然あるでしょう。
そのため、当番には期限を設けて、同じ人ばかりに負担が偏らないようにしています。
当番が終われば次の方へバトンタッチ。
あなたが役目から離れている間は、別の誰かが住みよい街を守ってくれます。